Back to the Basic, Back to the 90s. 音楽のトレンドは90年代リバイバル!

90年代から2000年にかけてのR&B/Hip Hop/ClubクラシックをDJ MIX!今聴いても色あせないマスターピース。<あの時代>の興奮と熱狂がよみがえる!!

DJ KAORI’S JMIX Classics: 2011.10.12 Release / UMCK-1400 / ¥2,800 (tax in.)

ここ数年のミュージック・シーンにおける90年代名曲のリバイバル・ヒット(ex. DJ KAORIプロデュースによるMay J.の「Garden」、TOKYO NO.1 SOUL SET+HALCALIによる「今夜はブギー・バック」、JUJUの「Hello Again」)、ファッション界でも新作コレクションでの90年代リバイバルの流行もささやかれる中、DJ KAORIによるメガ・ヒットJ-POP MIX CD 『JMIX』シリーズも、そのトレンドをつかんだ初のクラシック編をリリース!いまこそ新鮮に聴ける<あの時代>の熱狂と興奮を!

Profile 14才からアナログ盤を集め始め、16才の頃から自己流でDJを始める。92年単身でニューヨークへ渡り、クラブでプレイしているところを現地No.1 Hip Hop DJ、ファンクマスター フレックスの目に留まり、彼が率いるDJ集団Big Dawg Pitbullsに唯一の女性DJとして迎え入れられる。今までリリースしたMIXCDは異例のトータル売上枚数370万枚を突破。また、2008年リリースした『RAGGA MIX』『INMIX DVD』はゴールドディスク大賞も2部門で受賞。

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New Mix CD - DJ KAORI’S JMIX Classics: 2011.10.12 Release

収録曲目 (全28曲)

  1. 小沢健二 feat. スチャダラパー / 今夜はブギー・バック (nice vocal) (‘94) Licensed by DOOR KNOCK MUSIC
  2. m-flo / been so long (‘98) Licensed by AVEX ENTERTAINMENT INC.
  3. ECD feat. K DUB SHINE / ECDのロンリー・ガール (‘97) Licensed by AVEX ENTERTAINMENT INC.
  4. Sugar Soul feat. Kenji / Garden (‘99) Licensed by Warner Music Japan Inc.
  5. MISIA / BELIEVE (‘99) Licensed by Ariola Japan Inc.
  6. UA / 情熱 (‘96) Licensed by Victor Entertainment, Inc.
  7. bird / SOULS (‘99) Licensed by Sony Music Associated Records Inc.
  8. UA / リズム (‘96) Licensed by Victor Entertainment, Inc.
  9. 傳田真央 / 耳もとにいるよ・・・~Ring the bells~ (‘00)
  10. SAKURA / IF YOU LOVE ME (‘98) Licensed by EMI Music Japan Inc.
  11. オリジナル・ラブ / 接吻 kiss (‘93) Licensed by EMI Music Japan Inc.
  12. DOUBLE / Shake (‘99) Licensed by FOR LIFE MUSIC ENTERTAINMENT, INC.
  13. 嶋野百恵 / 45℃ -Original Full Mix- (‘99) Licensed by Knife Edge/PONY CANYON INC.
  14. COSA NOSTRA / Jolie (‘94) Licensed by bellisima! records / TOY'S FACTORY INC.
  15. UNITED FUTURE ORGANIZATION / I LOVE MY BABY (‘92)
  16. MONDAY MICHIRU / YOU MAKE ME (‘98)
  17. カヒミ・カリィ / CANDY MAN (‘94) Licensed by CRUE-L RECORDS
  18. フリッパーズ・ギター / 恋とマシンガン -Young, Alive, in Love- (‘90) Licensed by POLYSTAR CO.,LTD.
  19. 電気グルーヴ / Shangri-La (‘97) Licensed by Ki/oon Records Inc.
  20. MONDO GROSSO / LIFE feat. bird (‘00) Licensed by Sony Music Associated Records Inc.
  21. MISIA / つつみ込むように・・・ (‘99) Licensed by Ariola Japan Inc.
  22. Love Tambourines / Cherish Our Love (‘93) Licensed by CRUE-L RECORDS
  23. ROUND TABLE / Feelin' Groovy (‘98)
  24. スチャダラパー / N.I.C.E GUY -1991 NICE GUY'S REMIX- (‘91) Licensed by MAJOR FORCE / FILE RECORDS INC.
  25. MONDAY MICHIRU / Sunshine After The Rain (‘95)
  26. ZEEBRA / Parteechecka (Bright Light Mix) (‘98) Licensed by POLYSTAR CO.,LTD.
  27. 傳田真央 / あなたとふたりで~Be with me all day long~ (‘00)
  28. スガ シカオ / 愛について (‘97)

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Disk Review with Interview

あの時代ーーまだiPodもYouTubeもなかったあの頃。ルーズソックスとスーファミとジュリアナ東京が人気だったあの頃。PCとインターネットが個人の手にわたり、コミュニケーションのあり方が変化し、社会のスピード感が加速していったあの頃ーー90年代がにわかに注目を集めている。

ファッション界では90年代に社会現象となったストリートスタイル。そのカリスマたちが動きを活発化させている。藤原ヒロシと高橋盾は長年行っていたコラボ「AFFA」を「ASSEMBLE」に名義を変え、より先鋭的なコレクションを展開。NIGOは、UNITED ARROWSとともに新ブランドやマスターマインドとコラボをするなど目が離せない展開になっている。ストリート系で外せないナイキのエアマックスやカシオのG-SHOCKの人気も再燃。当時のアイテムに注目が集まっている。モード系に目を向けてもPRADAが90年代をテーマにするなど、あの時代がファッションの今後に影響を与えていきそうな予感大だ。

一方で、エンタメ界でも「マトリックス」「レオン」などの90年代映画がブルーレイのソフト化をきっかけに再注目。90年代の代名詞とも言えるエヴァンゲリオンは来年の新作公開が決定。90'sは確実にキーワードだ。

国内の音楽シーンに目を向けるとその動向は明らかだ。当時、大人気のユニコーンやCOMPLEXが再結成し、岡村靖幸、小沢健二らが活動を再開。大ヒット映画「モテキ」ではスチャダラパーfeat.小沢健二、JUDY&MARY、橘いずみなどの楽曲がサントラに収録され、また若者に熱烈な支持を得ていたHi STANDARD~AIR JAMが突然の復活。小室哲哉も現場へ復帰し、BOOWYの再結成も熱く噂(期待)されるなど、90年代に活躍したアーティストが過去になく高い注目を集めている。

そんな中、累計370万枚ものMIX CDを売り上げ、長年にわたり世界中のセレブ達が集うパーティでプレイしたり、またテレビ番組のMCを担当するなど、世界一のフィメールDJであり、女性たちのファッションリーダーでもあるDJ KAORIが、新たなMIX CDをリリースした。タイトルは「DJ KAORI'S JMIX classics」。90年代から2000年にかけ、日本の音楽シーンを席巻したクラブミュージックの楽曲を集めた一枚だ。

「以前、私がプロデュースした、May J.さんの『Garden』はオリジナルが、Sugar Soul feat.Kjのヒット曲で、90年代の日本のクラブミュージックを代表する一曲だったんですね。当時、私はニューヨークで暮らしていたんですけど、向こうにいても話題になるほどこの時代は日本の音楽がワールドワイドに花開いた時期。グッドミュージックも多いし、それらを、いま改めて聴くのは面白いんじゃないかって思ったんです」

収録されたのは、小沢健二feat.スチャダラパーの「今夜はブギーバック」、Sugar Soul feat.KJ「Garden」、MISIA「BELIEVE」、bird「SOULS」などをはじめ、UA、DOUBLE、嶋野百恵、UNITED FUTURE ORGANIZATION、オリジナル・ラヴ、フリッパーズギター、電気グルーヴらによる珠玉の名曲たち。ヒップホップやR&B、いわゆる“渋谷系”、ジャズ、テクノ……音楽的にも実にさまざまだ。

「当時は、HIPHOPやR&BなどUSのブラックミュージックが、日本の音楽シーンに台頭してきた時期で、それらに刺激を受けて、色んなスタイルのアーティストや音楽が生まれてきましたよね。その一方でDJって存在が注目され始め、海外のアーティストともリミックスやレコーディングをする機会も増えた。そうしてるうちに次第に洋楽と遜色なく聴ける楽曲もどんどん増えていって…。そんなこともあって、この時代の音楽には、魅力的な曲が多いんですよ」

選曲は普段のMIXの時と同様、長年の現場感に照らし、自分がアガるかどうか、エモーショナルな面を大事にしながら行ったというが、それでも思いがけず新たな発見をしたり、刺激を受けるなどじつに楽しめたという。

「90年代当時は、同時代の音楽にはあまり特徴ってない気がしたんですが、今改めてこの時代ならではの魅力を感じましたね。例えば、いまと違ってサンプリングをたくさん使っていたり、80年代ではダサいとされてた、70年代のファンクやジャズのエッセンスがうまく取り入れていられたり、ビートが当時のサンプラーとしては新しかったSPだったりとかね。どこか懐かしいと同時にことごとくフレッシュでした。
楽曲的には今回どれも素晴らしいものばかりなんですけど、特に気に入ったのは……、SAKURAさんの『IF YOU LOVE ME』とか傳田真央ちゃんの『耳元にいるよ...~Ring the bells~ 』とかかな。トラックも歌詞もいいし、機会があれば、カバーして自分でも歌ってみたいなって思いました。birdさんの『SOULS』とかUAさんの『リズム』とかも素敵ですよね。この2曲のトラックは大沢伸一さんなんですけど、そのカッコよさに同じ作り手として刺激を受けましたね」

ところで、DJ KAORI自身、今回自らがMIXした90年代の日本のクラブミュージックが、注目されるのは一体どのあたりに要因があると思うのだろう。

「いまの日本の音楽って、J-POPに限らず、若者向きに作られているから、可愛くてノリがいいものが多いでしょ。それ自体、決して悪くないけど、物足りない気もどこかでするんですよね。イメージが近い楽曲が多いし、大人が一緒に楽しめるものもすごく少ない。
今回、MIXしたこの時代は、その一方で作り手の探求心が溢れてるなって非常に思いましたね。機材が急速に発展したのもあるんだろうけど、それまでの時代にないほどいろんなアイデアが詰まってて、それこそ大人の知的好奇心も刺激されそうな感じ。
それって当時、音楽がまだ貴重だったっていうのもあるんでしょうね。今みたくネットでダウンロードなんてなかったし、聴くにもラジオに耳を傾けたり、レコードショップに足を運んだり一苦労だったし。そんな中での作り手の想いがひときわ詰まってるというか。楽曲を通じて、その当時の音楽への熱い想いを新鮮に感じてるのかもしれませんね」

「当時をリアルタイムで過ごしていた人は、淡い思い出とともに楽しめるだろうし、当時を全く知らない若いリスナーは、音楽的にも新鮮に聞こえるはず。いずれにせよ、どちらの人もこれを通して、音楽の楽しさ、面白さを新たに発見できるはずだから、とにかく聴いてみてほしいな」

今回のアルバムについてそう語るDJ KAORI。
恐らく、いまチャートに上る大半の音楽の原点は、ここにあると言っていいほど、日本の音楽シーンに大きな影響を与え、シーンそのものを塗り替えてしまった90年代のクラブミュージック。
それらをDJ KAORIの煌めくようなMIXで繋いだこのCDは、聴くものにとって新たな音楽体験を提供するとともに、いまさまざまな方面で進んでいる、90年代リバイバルの入口としても重宝されることは間違いないだろう。

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